3人娘と美術の先生

人生初の育休!!娘3人(5歳・3歳・0才)と過ごす、料理大好き、子育て・教育大好きパパでございます。

師匠となる。

娘二人を家先で走らせて遊んでおりましたら

 

 

愛娘共の陽気な足音と声につられ

 

 

近所の子どもたちが心躍らせながら集まってまいりました。

 

 

小2女子、小1女子、年中男子、年少女子に加え、我が娘×3。

 

 

いつもの流れであります。(私が加わるのは久しぶりであります)

 

 

私(生まれたての末の娘を抱っこ状態であります)は子どもたちに言われます。

 

 

子どもたち「修行をつけてください」

 

 

私「ふむ…(修行?)」

 

 

私「では、今日はとりかごを伝授致しましょう」

 

 

とりかごとは、真ん中の鳥(オニ)役に触られぬよう、

 

 

ボールをパスするだけの遊びでございます。

 

 

サッカーの練習で使われる遊びでございますが、

 

 

ここでは手で投げ合うことに致しました。

 

 

この、手によるとりかごでございますが

 

 

幼児〜小学生の子どもにとっては、成長に大変効果的なスポーツになるのでございます。

 

 

『とる・投げる』の動きは

 

 

発育が進むほど、身に付きにくいといわれているからでございます。

 

 

やり方は、子ども達に手伝ってもらいながら説明するのが鉄則にございます。

 

 

ルール説明は大切な反面、

 

 

子どもにとっては『嫌な事』にございます。

 

 

耳から伝わる情報を理解することは

 

 

目で見ることよりも遥かに難しいからでございます。(恥ずかしながら、大人である私も苦手にございます)

 

 

故に、やりながら楽しく進めるか、

 

 

会話しながら進めるのが吉、でございます。

 

 

私「ボールを勢いよく貴方様に投げてもよろしいでしょうか?(振りかぶりながらでございます。目を見開くと、より勢いが伝わります)」

 

 

子どもたち「やだー!」「だめー!」

 

 

私「そうですね✨しかし、なぜだめなのでしょう?」

 

 

子どもたち「だって危ないじゃん」「じゃん!」

 

 

私「素晴らしい、その通りでございます✨」

 

 

ルールや、やり方をこうして進めることで、

 

 

子どもたちが仲間を大切にする遊び方や

 

 

周りの物に配慮した安全な遊び方を

 

 

自然と学ぶことができました。

 

 

投げる、とる、がスムーズになってきた段階で

 

 

絆を深めていく上で欠かせないルールを加えました。

 

 

それは…

 

 

✨名前を呼んであげること✨

 

 

にございます。

 

 

教師として申し上げますと、良いクラス、

 

 

良い人間関係を築いていく上で、これが大変

 

 

大切な条件にございます。

 

 

そして、失敗した時には「ドンマイ!(それでいいよ・気にしないで)」の気持ちを

 

 

伝えることも伝授致しました。

 

 

このとき、「こう言おう」よりも

 

 

「こう言われたらどんな気持ちですか?」

 

 

と問い、子ども達自身の答えとして引き出してあげることで、

 

 

すすんで取り入れてくださいます。

 

 

パスの際、「ナイス」などの声かけが生まれた瞬間には、すかさず

 

 

「なんと、素晴らしい声かけにございます」

 

 

と、仲間を大切にする言葉を使ったものを讃えて差し上げます。

 

 

これを何度も全力ですすめていきました。

 

 

夕食時となり、解散となる頃には

 

 

皆が良い顔をしておりました。

 

 

最後は、お互いにピシリと気をつけをして

 

 

元気よく「ありがとうございました」と

 

 

お互いに頭をしっかりと下げて終わりました。(その後はハイタッチであります。)

 

 

別れの際には、手を振り合い、名前を呼び合っておりました。

 

 

素晴らしい関係には、

 

 

相手を大切にする言葉と

 

 

相手を大切にする姿勢が

 

 

とても有効でございます。

 

 

お子様の教育の参考になれば幸いでございます。